【指導の考え方】細かいテクニックよりも大切なこと【大宮のパーソナルジムHabit】

最近一般の方へのトレーニング指導において、かなり細かいフォームの修正や専門的なテクニックを熱心に教えている方が多いです。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。正しい知識と技術を学ぶことは大切ですし、より深く理解してもらいたいという指導者の熱意も感じられます。
ただ、対象が「一般の方」である場合、そのアプローチが必ずしもベストとは限りません。
細かすぎる指導は本当に必要か?
筋肉の収縮角度や、関節の微細な動き、秒単位のテンポの違いなど…。
こういった要素は、競技者や大会を目指すボディメイク勢にとっては非常に重要です。限られた時間とエネルギーの中で、最大限のパフォーマンスや見た目の変化を追求するためには、細部の積み重ねが大きな差になります。
しかし、日常の健康維持や基礎体力の向上、生活の質を高めたいという目的で運動を始めた方にとっては、そこまで細かい部分を追いすぎると、かえって混乱してしまうこともあります。
一般の方にこそ必要な「ベースの身体の使い方」
それよりも、まずはケガをしにくい身体の使い方や、特定の動きだけが得意・不得意という偏りをなくすことの方が、結果として多くのことがうまく回りやすくなります。
例えば、
- 正しい姿勢で立つ・歩く
- 重心を意識した動作
- 股関節や肩甲骨をしっかり使えるか
- 呼吸と動作の連動 など、こうした基礎の部分が整うことで、運動効率が上がり、結果的に身体への負担も減っていきます。
また、動作の偏りを減らしておくことで、筋トレやスポーツはもちろん、日常生活でも疲れにくくなったり、慢性的な痛みが起こりにくくなるというメリットもあります。
苦手を作らないことの大切さ
「この動きだけはどうしても苦手」というパターンがあると、そこを無意識に避けるようになり、結果として身体のバランスが崩れてしまうことも。柔軟性・筋力・バランス・協調性など、どれか一つだけでなく、満遍なく育てていくことが、健康的な身体づくりには欠かせません。
最後に
もちろん、競技者や大会を目指している方、明確な目標を持って本格的に取り組んでいる方に対しては、細かい技術指導が必要な場面があります。その場合は精密な動作分析やピリオダイゼーション(トレーニングの周期化)など、より戦略的な指導が求められます。
ですが、一般の方に対しては「シンプルに・楽しく・安全に」運動を続けられることが何よりも大切。
基礎的な身体の使い方を大切にし、苦手を作らず、長く健康的に動ける身体を育てていく。この視点を忘れずに指導していくことが、結果的に多くの人の役に立つのではないかと思っています。
大宮のパーソナルジムHabitでもできるだけ嚙み砕いてお伝えできるように日々尽力しております🔥
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